ダイエットによるたるみの原因と改善方法
ダイエットによるたるみ。せっかく痩せたのにたるみが残って、美しく痩せられないこともあるんです。
なぜなら、肥満によって皮下脂肪が増えるとそれにあわせて皮膚もひきのばされるから。これが長く続くと、ダイエットで皮下脂肪を減らしても、皮膚だけがたるんで残ってしまいます。
皮膚は、つねに新陳代謝を繰り返し、新しい細胞に入れ替わっていますが、無理なダイエットで急激に皮下脂肪が減少すると、それを覆っている皮膚の新陳代謝が間にあわなくなってしまうんですね。
つまり、ダイエットによるたるみは、皮下脂肪が減るスピードに皮膚のスピードが追いつけずにたるむというわけなんですね。
さて、皮膚が伸びるたるみにはどんなものがあるかチェックしてみましょう。
セルライト
肥満による皮膚のたるみの1つとしてセルライトがあります。これは、正常な脂肪細胞が肥大して数が増加するとできるといわれています。お肌のラインがデコボコになるアレですね。
セルライトは、一度できてしまうとなかなかとれにくいので有名。太りすぎないようにするのが大切なのですが、できてしまったセルライトは専用の化粧品でケアをするとある程度は改善されるんですよ。
出産によるたるみ
無理なダイエットで皮膚がたるむのと同じ原理なのが、出産後のおなかのたるみです。出産までの10ヶ月間でおなかは大きく膨らみ、それにともなって皮膚もひきのばされます。
出産すると1か月ぐらいでにおなかがもとの大きさにもどるのに対して、のびきった皮膚はなかなか元に戻れずにたるんで残ってしまうんです。
妊娠線
妊娠時にできることのある妊娠線は、ひきのばされた皮下組織が裂けて皮下出血を起こすことによってできます。
妊娠線もできてしまうと取れにくいのでできないように予防することが大切です。
できてしまった妊娠線には、新陳代謝を促すボティクリームを使ってマッサージをすると効果があるそうです。
予防と改善
- 急激な体重減少は、たるみの大きな原因に。ダイエットをするときは無理のないペースで行おう。
- 妊娠中は、しっかりと栄養管理、体重管理をしていらない脂肪をつけないように!
- 腹筋運動、側筋運動、背筋運動でおなかの筋肉をバランスよくきたえましょう。
- スリミングコスメをつかってマッサージをしてみましょう。毎日続けることが大切。心臓に遠いところから引き上げるようにマッサージをすると効果がありますよ。